作業小屋の棟上げ

 

12月10日(日)

 

快晴の中、6人の大工さんチームで作業小屋の棟上げが行われました。

当初のデザインより、建物高が+1m高くなり(諦めたロフトも作れそう)、

1か月遅れで下がり気味だった我々のテンションも再びアップ。

 

使われている材は、半分が古材を再利用。柱や梁などしっかりとしていて重量感あり、

今買えばとても高くなるものだということです。

 

 

建て方は、日本伝統の方式で、

いわゆる金具で接合しない木の特性を活かした継手仕口加工による「木組み」です。

 

基礎も自然石と焼杭を使った古来の方式で、コンクリートを使わないため大地を傷めません。

一見自然の驚異に弱いのではないかと思ってしまいますが、

無垢の木材で建物自体の重量がかなり重くなるため風にも負けず、

地震の際は変形しながら粘り強く堪えて持ちこたえられるのだそうです。

 

 

そういえば、日本古来の建て方をした社寺は、長い年月風雨に耐え残っていますよね。

日本の風土気候に合っているのだと思います。

 

そして、木材の刻みも組み上げも、すべて人力で力を合わせて行われる。

私たちの目指すもの、サルタバレーの地にふさわしい建て方で、

これからの活動の中心になる作業小屋が建つこと、

関わってくださった皆さんに感謝します。

 

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コメント: 2
  • #1

    シマちゃん (月曜日, 11 12月 2017 16:35)

    昔の立派な梁が重くて挙げるのに大変みたいだった
    怪我と隣り合わせか、命懸けみたいでもあり、見ているこちらは勝手にハラハラなのだが、最後に乗り越えるのは全員一致で力を込める為の、デッカイ掛声だった
    機械作業ではなかなか見れない光景
    建物が日本古来なら作業も人力で日本古来

    成せばなる成さねばならぬ何事も
    成らぬはひとの成さぬなりけり
    ガンバロー

  • #2

    モリクラフト 山田 (金曜日, 12 1月 2018 00:43)

    久しぶりに覗いてみたら 着々とすすんでますねえ
    今頃は完成してるのかな
    雪が無くていいですねえ
    がんばれー
    また覗きます